今やおしゃれのひとつとしてヘアカラーは身近なものですよね。しかし、ヘアカラーもやり過ぎると髪の毛への影響はどうしても避けられないようです。
今回は、ヘアカラーの種類や特徴や各ヘアカラーの髪の毛への影響やダメージなどについて調査していきますね。
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ヘアカラーをすると身体に悪い影響を与えるの?
ヘアカラーをすることで起こる頭皮トラブルは年々増えていっているそうです。カラーリングをする人の人口は急増していますよね。
この数年の間にヘアカラー剤は低刺激なモノに進化を遂げていますが、身体によいことは何一つないのも現状になります。どちらかと言えば有害、、、。
けれど、正しい知識と方法を知っていれば負担は軽減できるんです。そして、カラーリングも楽しむことが出来ます。
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ヘアカラーをすると起こる健康被害と原因
ヘアカラーをすると起こる健康被害は次の2つになります。
- アレルギー性接触皮膚炎
- 刺激性接触皮膚炎
アレルギー性接触皮膚炎
ヘアカラー(ファッションカラー・おしゃれ染め・白髪染め・おしゃれ白髪染め)の名称がついているものは副作用のアレルギー性接触皮膚炎を起こしてしまう可能性があります。
これらのカラーに共通している酸化染料を使用していて成分にジアミンが含まれているんです。
- パラフェニレンジアミン
- 硫酸トルエン2.5ージアミン
- パラアミノフェノール
このジアミンにアレルギー反応を起こしてしまい、皮膚炎の症状が起きてしまうんですね。
症状・・・かゆみ・赤み・腫れ・ブツブツ・顔全体の腫れ・浸出液(しんしゅつえき)等。
刺激性接触皮膚炎
カラー剤に含まれる刺激物質が頭皮や皮膚へ付着すると起きてしまう症状です。
アレルギー反応がなくても、アトピー性皮膚炎などもともと皮膚が弱く、敏感肌の人や短期間で頻繁にカラーリングを繰り返してしまった人などに起きてしまう可能性があります。
カラーの施術中に頭皮がヒリヒリしたり、痛みや痒みを感じてしまうようなら、刺激性接触皮膚炎を起こしやすい敏感肌なのかもしれないので、注意しておきましょう。
こちらでは白髪改善シャンプーについて調べています。
https://menteor-organizzarea.com/2019/02/12/siraga-kaizen-shampoo/
では、ヘアカラーの種類をどんなものがあるのかおさらいしておきたいと思います。
ヘアカラーの種類は?
ヘアカラーをすると、髪の毛に与える影響があることは良くわかりましたが、それでもカラーをしたい人はたくさんいると思います。
そんなおしゃれな人のためにも、知識を蓄えてカラーをすることで、髪の毛への影響を少しでも抑えたいですよね。
カラーリングといっても色々と種類があります。それぞれのやり方によって染め方の違いなどがあるので、どのようなものがあるか見ていきましょう。
ブリーチ
ブリーチとは、毛髪中の色素を抜いて脱色をして髪全体を明るくします。髪へのダメージは大きく、髪の色素(メラニン)と髪のたんぱく質をこわしてしまいます。
何度もブリーチを繰り返すとひどい髪の毛になってしまうこともあり、髪質ややり方によっては一度ブリーチを行うとパーマや縮毛矯正などは難しい場合があります。
永久的に色落ちはしないので、他の色を重ねない限り色は変わりません。
引用:日本ヘアカラー工業会HP
ヘアカラー
一般的なヘアカラーは正式名所で「酸化染毛剤」と呼ばれています。明るく染める・暗く染める・色を染める・白髪を染めるなどという使われ方をしています。
キューティクルを開いて酸化染毛剤を髪の内部に浸透させて染めます。
きれいな色持ちは1~2か月くらいですが一度の使用で長期的にカラーの状態を保てます。また美容院で使われているヘアカラーは市販剤よりも多くトリートメントが入っていてダメージを減らしています。
引用:日本ヘアカラー工業会HP
ヘアマニキュア
髪の毛の表面だけをコーティングして発色させるので、髪の色素を分解しないので髪の毛への負担は少ないです。
そのため、明るさはブリーチやヘアカラーほどではなくほんのり染めたい時に適しています。シャンプーをすると少しずつ色落ちするので、色持ちは2~4週間くらいです。
引用:日本ヘアカラー工業会HP
一時着色(カラースプレー、ヘアマスカラなど)
顔料などの着色剤を毛髪の表面に付着させて、一時的に着色します。一度でしっかり発色しますが、一回のシャンプーで洗い流せます。
その日の気分で色を決められて、髪へのダメージはほとんどありません。しかし、汗や雨などで色落ちしてしまうことがあるので注意が必要です。
引用:日本ヘアカラー工業会HP
ヘアカラーやブリーチは回数を重ねていけばいくほどダメージで髪の一本一本が細く弱ってしまったり、ちぎれたりして薄毛に見えてしまう危険性もあります。
またこのような注意もあったので参考にして下さい。
Q、妊娠中や生理の時にはヘアカラーを使わないほうがいいの?
妊娠中や生理の時は、頭皮や皮膚が過敏な状態になっていることが多く、ヘアカラーで染毛すると皮膚トラブルを起こす可能性があります。妊娠中や生理の時は、ヘアカラーのご使用を避けてください。
引用:花王公式HP
こちらでは髪の毛が太くなるシャンプーについて調べています。気になる方はチェックしてみてくださいね。
https://menteor-organizzarea.com/2019/01/17/kaminoke-futokunaru-shampoo/
市販のセルフカラーと美容院でのヘアカラー違いは?
ヘアカラーといっても、ドラッグストアなどで買えるセルフカラーと美容院に行ってしてもらうものがあります。髪のことを考えたときに違いがあるのかも調べてみました。
セルフカラーのメリット・デメリット
ではセルフカラーのメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。
①価格が安い
②簡単にドラッグストアなどで手に入る
③好きな時にできる
- 色ムラが出来やすくきれいに染めるのが難しい
- 髪や頭皮へのダメージが大きい
- 色が早く落ちてしまう場合がる
美容院でのカラーのメリット・デメリット
次に美容院を見ていきましょう。
- 髪の状態によって薬剤を使いわけられる
- 髪や頭皮へのダメージを抑えられる
- なりたいカラーに近づくことが出来る
- 色ムラにならず、色持ちがいい
- 価格が高い
- 時間がかかる
- なりたい色のイメージを美容師さんに伝えなくてはならない
セルフカラーは金額的にも安く、好きな時間やイメージを伝えなくていいので気軽にできますが、色ムラになりやすくどの髪質でも同じように染められるようにと強めに出来ているそうです。なので、髪へのダメージは大きくなってしまいます。
美容院では金銭的にも高く、時間もそれなりにかかってしまいます。また色のイメージを伝えなくてはいけないのは大変ですよね。
しかし、美容師さんと髪の状態を見ながら染めていくので髪へのダメージは少なくすみます。
色々なヘアカラー!
髪の毛が太くなる食べ物はどんなものがあるのか?調べて見ました。
https://menteor-organizzarea.com/2019/10/10/kaminoke-futokunaru-food/
ヘアカラー後のケアはどうしたらいい?
ヘアカラー後の髪の毛は繊細
髪の毛が傷むとわかっていても染めたいという気持ちを持っている方、もうすでに染めている方も傷みは出来るだけ抑えてキレイな髪がいいですよね。
ヘアカラー後の髪の毛はキューティクルがはがれやすく、髪の栄養分や水分が抜けだしやすいとても繊細な状態です。
ヘアカラーをしてから48時間で染めた色が定着すると言われていますが、最低でも24時間は染毛剤を定着させるために洗わないほうがいいようです。
シャンプーも気にかけよう!
染めた後は染毛剤の定着が不安定で髪や頭皮がとてもデリケートになっているので、アミノ系シャンプーや酸性に近い低刺激シャンプーを使うといいです。
洗浄力が強いシャンプーだと染毛剤が洗うと流れてしまい、色持ちも悪くなってしまいます。
髪を洗う時の温度も注意が必要です。温度が高いとキューティクルが開きやすく、染めた色が流れ出てしまうのでぬるま湯で洗うといいでしょう。
調節出来るようでしたらベストは36~38℃だそうです。
お風呂からあがったらすぐに乾かす
すぐにと言ってもゴシゴシ拭いて、がーっとドライヤーをかけてはいけません。優しくタオルドライし、なるべく早めに根本から乾かしていきます。
髪が濡れたままだとキューティクルが開いたままで色落ちも早くなり、摩擦で髪を傷めてしまいます。その時にドライヤー熱が高温だと髪を傷めてしまうので、出来るだけ低温で乾かしましょう。
こちらでは髪の毛が早く伸びる食べ物について調べています。
https://menteor-organizzarea.com/2019/10/10/kaminoke-nobasu-tabemono/
まとめ
- ヘアカラーをすると頭皮や髪の毛に与える影響は大きい
- ヘアカラーをすると起こる健康被害は、アレルギー性接触皮膚炎と刺激性接触皮膚炎には注意が必要
- ヘアカラー、ブリーチは髪の毛へのダメージは避けられない
- ヘアカラー後、髪を洗うのは24時間経ってからがよい
- セルフカラー、美容院それぞれにメリット・デメリットがある
- キューティクルが通常よりはがれやすい状態になるので、ヘアカラー後のケアを大事にすることでダメージを抑える
ヘアカラーが身近だからこそ、それぞれのメリット・デメリットを知って上手におしゃれを楽しみたいですよね。しかし、ヘアカラーは大なり小なり髪の毛へのダメージは避けられません。せっかく素敵な色に染めても髪がパサパサのボロボロになってはいけません。ヘアカラー後のケアをしていくことでダメージを抑えたり色を長持ちさせていきましょう。最後まで読んで下さりありがとうございました。