前回、防災グッズについて紹介してきました。しかし、小さいお子さんがいる家庭はさらにどんなものを用意しておけばいいのでしょうか。
支援物資は状況によっていつ来るかわかりません。ですが、どんな時でも子ども達は待ったナシの毎日でおむつ、ミルク、ごはんなど我慢が難しいですよね。
今回は3日間は過ごせるだろう、赤ちゃん・子ども用品の防災グッズを調査していきますね。
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【防災グッズ】赤ちゃんや子ども用品何が必要?
もちろん3日間過ごせると言っても、小さい子は何があるかわかりません。可能な限り多く準備するつもりで入れておくといいと思います。
前回紹介した一次持ち出し袋と合わせて必要なものを準備していきましょう!
大人用「一次持ち出し袋」は何が必用?
- 水
- 非常食
- 現金
- 懐中電灯
- 乾電池
- ホイッスル
- レインコート
- 簡易用トイレ
- 救急セット
- 衛生用品
- 着替え
- 眼鏡、コンタクトレンズ
こちらが一般的な一次持ち出し袋の中身になります!
お子さんがいる家庭は、プラスお子さん用に使うものの準備が必要になります。
「赤ちゃん・子ども」防災グッズ!
- 抱っこひも(逃げる時に両手が開くので必須)
- おむつ(1日10枚×3日で30枚くらい)
- パンツ(おむつを卒業した子)
- 着替え
- おしりふき(身体拭きにも代用できます)
- ミルク、哺乳瓶
- 子ども用レトルト
- お菓子
- 赤ちゃん、子ども用スプーン
- ヘルメット、防災頭巾
- 子ども用マスク
- おもちゃ
- 保険証(コピーでも可)
- 母子手帳もあるといい
哺乳瓶については、水が不足して消毒出来ないこともあるので使い捨ての哺乳瓶があると便利です。
また、母乳育児をされている方もショックから母乳が出なくなることもあるのでステックミルクが必須です!
荷物がパンパンで逃げられないとなっては大変!赤ちゃんや子どもを抱っこしたりして逃げれる重さか確認して準備しておきましょう。
オススメしたい赤ちゃん・子ども用防災グッズ!
では次に、アレルギーの子の非常食について調べておきたいと思います。
「アレルギーの子」非常食どうする?
支援物資や出された食事がアレルギー対応かはアレルギーのあるお子さんの親は心配ですよね。
そうならないためにも、非常食は準備しておくといざという時に安心して食べさせてあげられますよね。
また、万が一のためにもしものアレルギー用のお薬やおくすり手帳があるといいですね。
普段から「ママバック」入れておきたい防災グッズ!
いつどんな時に何があるかわかりませんよね。外出先で避難しなくてはならない時に持っておくと少し安心出来るものがあります。
まず、普段からママバッグに入れておきたいものを次のようなものがあります。
- おむつ(5枚くらい)
- おしりふき
- 着替え(1セット)
- 飲み物(ミルク)
- おやつ
- ビニール袋
- タオル・ハンカチ
- スーパーなどのレジ袋(トイレやおむつカバーの代用品として使用
- ホイッスルや防犯ブザー(閉じ込められたり助けを求める時に)
- お菓子やステックミルク
【防災グッズ】避難する時に気をつけることは?
避難する時にどんなことに気をつけたらいいでしょうか?いざ逃げる時にこんなことを気にかけておくと、スムーズに逃げれることをまとめてみました。
両手は開けておこう
前回も書きましたが、逃げる時は両手が開いているといいので荷物を入れるカバンは斜め掛けのママバッグよりリュックがいいです。
赤ちゃんや抱っこひもに入る年齢の子は両手が使えるように、抱っこひもで避難した方がいいです。
ベビーカーは使わない
ベビーカーの方がお母さんの身体への負担は少なくていいのですが、自然災害が起きた時の道路状況はどうなっているかわかりません。
道がガタガタになっていたり、瓦礫があちこちに落ちていると通れない場合があります。また、狭い道だとジャマになってしまいます。
他にも赤ちゃんが地面と近くなり、瓦礫や細かいゴミを吸ってしまって危険です。避難する際は抱っこひもがいいです。
避難する荷物は持てる重さにする
先ほど持ち物の一覧を載せましたが、全部入れて持てなくなっては大変です。
女性は10㎏以内がいいそうなので、自分が子どもを抱っこひもに入れて荷物を背負って避難出来る重さにしておきましょう。
【防災グッズ】こどもが背負える防災セットは?
年長さん~小学生くらいになるとある程度自分で荷物が持てるようになってきますよね。
もちろん重たすぎると子どもの負担になってしまいますが、「あなたも家族の一員だから、いざという時は一緒に持っていこうね」とお話して防災セットを準備してみてはいかがでしょうか。
こどもの防災セット
売られているこども用の防災セットを購入してもよし、それを参考にしたりして準備しておいてもいいですね。
普段から置いておく場所を家族で話し合い、小学生の子が万が一1人でいる時でも持ち出せるようにしておきましょう。
ネームタグをつけて自分の名前や保護者の名前などを記入しておくと、上手く話せない小さい子でもはぐれてしまった時に他の人達が親を探す頼りになるのでオススメです。
ホイッスルや防犯ブザーなどもつけておくと怖くて大きな声が出せない時にもいざという時にいいと思います。
女の子はかわいらしい見た目のリュックなどにしてあげたいですが、実際に起きた震災で一目で女の子とわかる持ち物にしていて性被害に合うケースもあったようです。リュックなど目立つ持ち物は、男女どちらでもいい色などにしておいた方がいいかもしれません。
定期的に点検を!
レトルト食品などの消費期限のチェックもありますが、小さいうちはあっという間に成長しておむつのサイズや服のサイズはすぐに変わってしまいますよね。
衣替えの時に一緒に防災セットの服などのサイズを確認しておくと、いざ使う時に「小さくて入らない」ということにならずにすみますね。
https://menteor-organizzarea.com/2019/02/01/bousai-goods-risuto/
まとめ
- 荷物は自分が子どもを抱っこひもで抱っこして背負って避難できる重さにしておく
- ベビーカーは道の状況や子どもが細かい瓦礫などのごみを吸ってしまう危険があるので、抱っこひもで避難する
- 荷物を背負える年齢の子は、防災セットを準備しておくといい
- 普段からもしもの時に少し対応出来る持ち物を入れておくと安心
小さいお子さんがいるご家庭は人数によっても持ち物が変わってくるので、多くなってしまいますよね。
避難する際に必ずご主人がいるとは限らないので、全て持っておきたいですが自分が背負っていける重さの範囲にしておかなければいけません。
また子どもの成長は早いので、定期的な点検も必要ですね。
普段からほんの少しでも防災を意識して子どもも守れるように考えておくことがとても重要になってくるのではないかと思います。最後まで読んで下さりありがとうございました。