メンタル・心理

メンタルトレーニングとは何?メンタルを鍛えて新しい自分に変身!

メンタルトレーニングと聞くと、スポーツ選手の方などがより良い結果を出せるように精神面でも鍛えていくというイメージが強いでしょうか。

ですが、メンタルトレーニングはストレス社会で日々仕事や人間関係などで悩む私たちにも効果があるのです。

「メンタルが強い方がいいけど、持って生まれたものでしょ…」と思う方もいるかと思いますが、身体を鍛えたりスキルを磨くのと同じようにメンタルも出来るのです。

今回は、メンタルトレーニングとはどのようなものなのかについて調べていきますね。

メンタルトレーニングとは何?

トレーニングと聞くと何やらすごいことをするのかなと感じますが、メンタルトレーニングとはそもそもどのようなものなのでしょうか。

まずはメンタルトレーニングの言葉について見ていきましょう。

メンタルトレーニングの言葉の意味

 

競技者の精神面を強化するため行われるトレーニング。通常行われるフィジカル・トレーニングと並ぶ概念。最高のパフォーマンスを試合で発揮するために,意志,意欲,決断,落ちつきなどの精神的な要素の維持,強化を図るトレーニング。具体的方法に,瞑想(めいそう)法,催眠法,自律訓練法などがある。→イメージ・トレーニング

引用:コトバンク

精神鍛錬(せいしんたんれん)とは、精神に対するトレーニングをすること。メンタルトレーニングともいう。これに対して武道、体操などでも特に肉体に対して行う鍛錬はフィジカルトレーニングという。
身体の鍛錬のためには物理的に運動を行う必要があるが、精神の鍛錬についても訓練を重ねて心を修めることが必要である。 日本では神社仏閣やトレーニングセンターなどで、さまざまな精神鍛錬が行われている。寺などで行われている精神鍛錬は、滝行などの行(ぎょう)の種類で通常は僧侶がする修行の類も存在するが、一般にも容易なパターンとしては禅の精神を学ぶ坐禅が選択されるケースが多い。

引用:Wikipedia

ポン
ポン
何だかこれだけ見るとやっぱりすごい大変そうだから、スポーツ選手とかじゃない私たちには難しいんじゃない?
さわさい
さわさい
確かに何かを目指すわけじゃないと必要ない気がしてしまうね。では、メンタルが強い弱いでは普段の生活にどのような影響があるのか見てみよう!

メンタルが強い人、弱い人とは?

メンタルが弱い人

ストレスを深く受け止めてしまい、頑張らないといけない場面や高く目標を持ちたくてもそれを乗り越えられないなどいい結果が出しにくいということがある。

メンタルが強い人

多少失敗しても長く引きずらないで、前向きに物事を考えられるので高いパフォーマンスをしごとでも発揮することが出来る。嫉妬したり偏見を持たず、素直で常に学ぶ姿勢でいるため結果も出しやすくなる。

このように、メンタルが強い方がいいと思いますよね。

最初にも言いましたが、これは生まれ持った性格ではなく自分自身で鍛えることで誰でもメンタルが強い人になれるのです。

メンタルトレーニングをすることで、ストレス、プレッシャー、不安感、恐怖感に負けずにいい結果を手にして自信を持つことが出来るのです。

メンタルが弱いことのデメリット・メリット

明らかにメンタルは強いほうが良さそうに感じますが、弱いことは悪いことなのでしょうか?今度はメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。

デメリット

上にもメンタルが弱い人であげましたが、ストレスを深く受け止めてしまうので積み重なると心身への影響が出てしまう可能性があります。

  • パニック障害
  • うつ病
  • 神経性胃炎
  • 過敏性腸症候群
  • 自律神経失調症
  • メニエール病

など

さわさい
さわさい
通常でも極度の緊張状態やストレスがかかるとお腹が痛くなったり胃が痛くなることがありますが、それが常に感じている状態だと重くなってしまうんですね。

メリット

メンタルが弱いことでもメリットはあります。

  • 慎重
  • 責任感が強い
  • 感受性が豊か

失敗したくないなという思いが強いので、しっかり準備して物事を進めることが出来ます。そのため、失敗した時のリスクを少なく出来るのです。

また、失敗したことを引きずってしまうのは責任を持って取り組んでいた証拠でもあるんです。他には、怒られたことを引きずったりあれこれ気にして落ち込んでしまうのは感じる力が強いから出来ることなのです。

さわさい
さわさい
弱いからこそ感じられる見方もあるので、そこは大事にしていきたいですね。

 

メンタルトレーニングをしてみよう

では、どのようにメンタルを鍛えていけばいいでしょうか?それは、細かく「こうしたい」「こうなりたい」と頭の中でイメージを繰り返します。

すると、脳がイメージなのか現実なのか区別をつけられずに実際に現実で達成した!となって自信を高めていく方法があります。

メンタルトレーニング(瞑想)

まずは、瞑想でゆっくりと自分を見つめてみましょう。その前に、ゆっくりと呼吸を行うことでリラックスして集中力が増します。

さわさい
さわさい
ちなみに、瞑想とはこのようなものです。

瞑想(めいそう、英:Meditation)とは、心を静めて神に祈ったり、何かに心を集中させること、心を静めて無心になること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことである。この呼称は、単に心身の静寂を取り戻すために行うような比較的日常的なものから、絶対者(神)をありありと体感したり、究極の智慧を得るようなものまで、広い範囲に用いられる。
精神科医の安藤治は、現代的視点から瞑想研究を紹介する『瞑想の精神医学』で、「伝統的により高度な意識状態あるいはより高度な健康とされる状態を引き出すため、精神的プロセスを整えることを目的とする注意の意識的訓練のことであるが、現代においてはリラクセーションを目的としたり、ある種の心理的治療を目的として行われることもある。」と定義している。「通常の意識状態、通常の健康よりも優れた」という価値の設定は、現在一般に認められている科学的世界観をはみ出しており、こういった価値付与を避けて、瞑想を「変性意識状態」として位置付ける見方もある。

引用:Wikipedia

  1. 姿勢を正します(あぐらでも椅子に座ってでもOKです)
  2. 深呼吸を10回してリラックスしましょう
  3. 目を閉じて呼吸だけに意識を向けましょう

毎日1回以上するといいようです。呼吸だけなら数分で出来るのでいつでも行えそうですよね。

ゆっくりと時間がある時は、呼吸を行った後に瞑想をするとよりメンタルトレーニングになります。

ポン
ポン
え?これだけ?
さわさい
さわさい
まずは呼吸が大切みたい。まずは呼吸を意識することで、感情をコントロールしたり落ち着かせたりすることが出来るんだって!

こちらでは瞑想のやり方について詳しく調べています。

【瞑想のやり方】初心者でも簡単できて幸福度もアップする?瞑想のやり方は千差万別。様々なやり方があると思います。今回は初心者の方へ向けた簡単な瞑想方法についてまとめてみました。瞑想をすると精神が落ち着いたりとメリットがたくさんあります。是非チャレンジしてみてくださいね。...

メンタルトレーニング(ノートに書いてみる)

「もう嫌だ…」と深く落ち込んだり、嫌な思いをいつまでも引きずっていたりしたことはないでしょうか?

メンタルが弱ってしまうと、ストレスが起きてしまったことを客観的に見れなくなってしまって“嫌なことが起きた”という部分しか見れなくなってしまいますよね。

しかし、それではせっかくメンタルを強くするチャンスも逃してしまいます。そんな時にオススメなのが、嫌だと思ったことや嫌だった出来事などすべてノートに書いちゃいましょう!(言葉遣いは悪くてもOK)

ポン
ポン
意外に書くだけでもスッキリするよね!

さわさい
さわさい
うんうん。書き方のルールなどはないので、自分の好きなように悪かったことでも良かったことでも全部書いてみましょう。

ノートに書き出すことで何がメンタルトレーニングになるかというと、思ったことを全てノートに書き出したら“では、これからいい方向に向けたり解決するにはどうしたらいいか”と自分には何が出来るか思いつく限りノートに書いていきます。

1回だけではなく、日記のように続けて書いていくのがいいです。あの時こんな思いをしてどうしようと考えたかなど、後で見返した時にも新しい気づきがあるかもしれません。

アスリートの方々はこのようにノートに日々失敗したこと、気づいたこと、目標などを書いている方が多いそうです。

アスリートではなくても、小さな目標でいいのです。少しづつ目標をクリアしていけたと自信に繋がり、メンタルも成長していけるでしょう。

さわさい
さわさい
紙に書き出すことはしてみたことがありますが、そこから解決策や自分を客観的に見ることがメンタルトレーニングになるんですね。私もしてみたくなりました!

メンタルトレーニング(意識する)

そこまでするのは大変だなと思う方は、まずは気持ちの持ち方を変えてみてはどうでしょうか?毎日の心がけもメンタルを強くする力になります。

1.失敗はチャンス

失敗した時はメンタルを強く出来るチャンスなのです。もちろん誰だって失敗したくはないですよね。

ですが、こういう時こそ次は頑張ろうと前向きに考えて成長出来るいい機会です。

2.過ぎてしまったことを長く悩まない

いつまでも終わってしまったことを悩んでいても仕方がありません。もし悩むのなら、“なぜあの時失敗したんだろう”ではなく、“次同じ失敗をしないためにはどうしたらいいか”など未来をよくするために考えるようにしてみましょう。

3.人と比べずに心穏やかに

メンタルが強い人は、感情的にならずに常に平穏であります。またメンタルが強い人は他人と自分を比べずに、一線を引いています。

ライバルの存在はお互いが成長するために素晴らしい存在ですが、そこから生まれる嫉妬などはメンタルを弱くしてしまうだけです。

4.変化を恐れない

新しいことにチャレンジしたり変化を求めることは不安になる人が多いですし、かなりパワーが必要ですよね。

ですが、変化を怖がっていては成長する機会を逃してしまいます。あえて、新しいことに挑戦する勇気が必要です。

大丈夫です。失敗は自分も心も成長するチャンです。

5.ひとりの時間を有効に

職場などで仲間や友人とコミュニケーションを取ることは大切ですが、相手の顔色を伺ったりご機嫌を取ることではありません。

メンタルが強い人は、全ての人達とうまくやろうとするのではなくひとりの時間を大事にして今後自分が目指したいことなどを見つめる時間を大切にしているようです。

さわさい
さわさい
気持ちの持ち方ひとつでメンタルを強く出来るきっかけになるので、意識してみたいですね。トレーニング方法は一部なので、自分に合った方法を探してみるのもいいですよね。

こちらでは自律神経を整える方法について調べています。

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まとめ

  • メンタルは生まれながらに持つものではなく、鍛えることが出来る
  • メンタルトレーニングをすることで、ストレス、プレッシャー、不安感、恐怖感に負けずにいい結果を手にして自信を持つことが出来る
  • メンタルが弱いことにもメリットはある
  • トレーニング方法は瞑想、ノートに書き出すなどがある

出来そうだなと思う方法はありましたでしょうか?私もメンタルは強いほうではないので性格だろうなと思っていましたが、今回自分で鍛えられるとわかり驚きました。思っていたことは紙に書いたりはしていたので、次は“じゃあ、どうしてみよう”などもまた書いてみたいなと私自身もチャレンジしてみたくなりました。

毎日様々なストレスやプレッシャー、不安感など何かしらあると思います。その時にメンタルが弱いより強くなって毎日充実して過ごしていけたらいいですね。最後まで読んで下さりありがとうございました。